自然・風景

約30キロにおよぶ海岸線、中でも天の川左岸以南の原歌、大崎、大安在にみられる海成段丘は、上ノ国町の風景を特徴づけるものです。

海成段丘とは、過去の海岸や浅海底が海面に対して相対的に隆起して陸上に現れた平坦面を有する地形で、夷王山から道の駅上ノ国もんじゅにかけて、幅数百mを有する高度の異なる複数の平坦面が階段状にみられます。

この海成段丘が形成された第四紀は氷河時代とも呼ばれ、約10万年周期で寒冷な時期(氷期)と温暖な時期(温暖期・間氷期)が繰り返された時期です。氷期に大陸上に発達した大規模な氷河が温暖期に解けて海水面が上昇し、その間に海岸や低海面として形成された平坦面が、再び氷期に入って海水面が低下したり、地盤が隆起したりすることによって地上に高台として現れたものと推定されます。

夷王山

標高159mの山頂に立つと勝山館跡の主要部が真下に広がっています。眼下には、無錨(むいかり)の古名を持つ大澗湾が広がり、海上には、奥尻や大島・小島、延々と続く海岸線は、熊...

続きを読む

北海道夜明けの塔

夜明けの塔は、上ノ国町開基800年を記念して昭和63年に中世の丘に建てられた上ノ国町のシンボルタワーです。高さ800寸(24.24m)で二重八角錘のタワーの展望部からは、...

続きを読む

夷王山キャンプ場

夷王山の谷間にあるキャンプ場は、フィールドアスレチックや散策路などもある為、夏場はご家族でキャンプをされる方が多いです。炊事場やトイレも完備しており、市街地まで車で5...

続きを読む

道の駅 上ノ国もんじゅ

上ノ国町の観光拠点として、施設内には観光案内所(観光協会事務所)、町内産の農産物・海産物・工芸品、道内各地のお土産品を販売する特産品販売場、間近に日本海を眺めながらお食事ができる...

続きを読む

七ツ岳

上ノ国町・福島町・知内町の境にある標高957mの山です。七ツ岳を含む標高500m以上の区域に風景林が設定され、林況はブナを主とする天然林が大部分を占め、地床はチシ...

続きを読む

大千軒岳

上ノ国町・松前町・福島町の3町にまたがる渡島半島南西部の中で最高峰の標高約1072mの山です。明治29年に、北海道で最初に一等三角点が設置され、花の百名山・日本三百名山の...

続きを読む
PAGE TOP