上ノ国町の言葉は、昔から東北地方からの移住者が多いため、北海道弁というよりも東北弁に近いようです。だから明治以降に開拓民として日本各地から多くの人が入った道央や道東に比べるとクセが強めで、語気も強めです。
他所の人が地元のご高齢者と初めて話をすると、なんだかいきなり怒られているような感じを受けますが決して怒っているわけではないので、安心してください。
地元の方言をいくつかご紹介します。
方言集
あずましい ⇒ ここちいい、きもちいい
あやわるい ⇒ はずかしい
いずい ⇒ 違和感がある
いだわしい ⇒ もったいない
うるがす ⇒ 水につける
かっぱがす ⇒ ひっくりかえす
かだくら ⇒ 頑固
けね ⇒ くれない、やらない
ずっこんべ ⇒ じいさん
ずんぶ ⇒ ずいぶん
たなぐ ⇒ もつ
たんぱら ⇒ 気が短い
ちょす ⇒ さわる
なが ⇒ もの
なずき ⇒ ひたい
ねご ⇒ 一輪車
ねまる ⇒ すわる
ばぐる ⇒ 交換する
はっちゃぎ ⇒ 夢中
はんかくせえ ⇒ ばか
まかす ⇒ こぼす
めぐねえ ⇒ おいしくない
めんこい ⇒ かわいい
もっちょこい ⇒ くすぐったい
ゆるぐない ⇒ 簡単ではない、きつい
らんきになる ⇒ 必死になる